La vie au Gabon

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私には今、どうしても助けたい女性が一人います。

彼女の名前はレア。24歳の学生です。
彼女が最初にCTAに来たのは2010年7月のこと。
妊娠6カ月目で妊婦検診にてHIVの陽性反応が出て確認検査をしに来た。
結果はやはりポジティブ。妊娠している子どもに感染させないために
母子感染予防のための抗HIV薬投与が始まった。
彼女にはお腹の子ども以外に3歳の娘がいた。
娘のエスティメもポジティブ。
旦那はネガティブだったから、旦那以外の人からの感染ということになる。
それでも旦那さんはレアを追い出すことなく
精神的にも金銭的にも彼女のことを支えている。

その彼女が出産後1年ほどCTAに来なかった。
その間に彼女のCD4(免疫力の指標)は10にまで下がっていた。
HIVに感染していない大人の数値は700~1,300くらい。
抗HIV薬の投与を始める基準が350だから、
10というのは、いつどんな病気にかかってもおかしくない、大変危険な状態。

CTAに再び来てからは、抗HIV薬もきちんと飲めているので
おそらくCD4の数値も上がっているはず。
前回の検査から3カ月が経っているので再度検査をしないと
抗HIV薬を渡せないのだけど、お金がなくて検査ができないという。
必要な検査をするためには18,000FCAF(約3,600円)が必要。
でも、検査をしなければ薬は渡せない。
薬を飲まなければCD4は下がるだろう。
それだけではなくて、耐性ウイルスができて薬が効かなくなる。

今回の検査代を捻出できたとしても、次はどうなるかわからない。
HIVの治療は一生続くものだから。
いつ治療を断念せざるを得なくなるかわからない。

彼女を死なせるわけにいかない。
彼女を助けたい。

・・・でも彼女を見守れるのは、あと2週間。
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2012.02.17 / Top↑
昨日、12月1日は世界エイズデーでした。

HIV/AIDSの専門病院である私の職場ではHIV無料検査やりました。
本当はコンドームの配布もするはずだったのに届かなかった・・・。
DGPSもせめてこの日には間に合わせてよ!

「遅くとも30分で結果がわかります」とか言いながら
すごく効率悪くて検査に来た人をこれでもかというくらい待たせてしまったけど
去年はこのイベントができなかったんだから、できただけマシってことで。
IMG_0486.jpg


私の職場は町から離れているので、チラシを作って呼びかけてみました。
作成は、ニジェール振替隊で同居中の梅ちゃん★初コラボです。
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ちょうど前日にGAGUIEという、アフリカカップのマスコットが来て
(ガボンと赤道ギニアで「ガギ」というらしい)
人がいっぱい集まったので、そこで配ってみた。
ダンサーがかっこよかった!!
IMG_0462.jpg

そんな感じで、活動残り期間は実質的に約3カ月だけど
元気に頑張っていきます♪
2011.12.02 / Top↑
私は、二年+訓練期間の間、会社を休職をさせていただいてJICAボランティアに参加しています。
せっかく現職で参加をさせていただいているのだから、私にできることは何だろう?
と考え、昨年末から社内のSNSにてガボンのことや私の活動を紹介させてもらっています。

面識のない社員の方からメッセージをいただいて励まされたり、
(この間はインドに出向中の方からコメントいただきました)
私としてもここにいながら社員の一員であることを実感できたり、
ご協力いただいている広報部の方と課長にはホント感謝です!

で、私の一番の目的でもあった、HIV/AIDSについて知って興味を持ってもらうこと。
どうしても社内イントラには不適切な表現を使わざるを得ず、
掲載してもらえるかなって心配だったんだけどOKもらえた★
どんな反応が返ってくるかわからないけど、
同じ会社で働く人たちに正しく認識してもらえる機会ができてたことが嬉しくて♪

現職だからできること。
会社にとっても私の活動にとってもプラスになる何かを探して
また提案してみたいと思っています。
その時はまたお力添えくださいね、課長!
2011.03.01 / Top↑
昨日の夜、新宿のaktaで開催されたトークイベントにるると行ってきました。
HIV/エイズの技術補完研修でお世話になった長谷川さんが司会で
池上さんがゲストスピーカーでした。

1982年、アメリカでゲイの若者5人が「奇病」で死亡したと報道された後の
ハワイでの対応から、日本のエイズ対策の取り組みまで。

なぜハワイではHIV患者の受け入れがスムーズに行ったのか?
1.ハンセンからの学び(「排除」の排除)
2.性についてオープンな社会
3.多数派がいない
4.公衆衛生の基本理念があった
というのが池上さんの考察。

患者の診療拒否、社会的差別が巻き起こった本土と比べて
「本土の失態を繰り返すな!」をスローガンに問題を直視して
排除をしても何も問題の解決には至らない、と考え
弱者への公正を優先した結果が、ハワイのエイズ対策を成功へと導いたということです。


駒ヶ根で語学漬けの日々を過ごす中で、HIV/エイズの社会的問題に
考えを巡らせる時間もなかなかなかったけど、看護師でもなく
医療関係者でもない私がエイズ対策に取り組もうと思ったのは
エイズが社会的な課題を多く抱えているからだということを思い出し、
原点に返れたとても貴重な時間でした。

同時に、帰国後にどうやってエイズの問題と関わっていこうかとも
考えさせられる時間にもなりました。

そして、最後にエイズ対策に取り組む若者へのメッセージで
「無理をしないで自分ができる範囲で取り組んで」という池上さんのメッセージは
任国で悩んだ時に私のことを救ってくれるんだろうな。

社会的弱者に対する理解っていう点ではまだまだ至らない私だけど、
いろんな経験を経て一色ずつ自分の色眼鏡を増やしていきたいと思います。
2010.03.14 / Top↑
世界の一部の国々では、エイズの蔓延が後退する兆しが見えてきました。
エイズ対策への投資は成果を生み、人命を救いつつあります。


とはいえ、全世界的に見ると、新規感染は治療の前進を上回るスピードで進んでおり、
エイズは依然として早死の一大原因となっています。


今年の「世界エイズ・デー」が私たちに突きつけている課題は明らかです。
私たちは成果のあがっている対策を続けるだけでなく、2010年までに
HIVの予防、治療、ケア、そして支援への普遍的アクセスを実現するという約束を果たすため、
緊急に一層の努力を重ねなければならないのです。


私たちがHIVを人権という光で完全に照らし出さない限り、この目標を達成することはできません。
それは、あらゆる形でHIVに付きまとう悪いイメージや差別と闘うことを意味します。
女性と女児に対する暴力もなくさねばなりません。
また、HIVに関する情報やサービスへのアクセスを確保することも必要です。


私はすべての国々に対し、HIV感染者の旅行制限をはじめ、
エイズ対策を妨げる懲罰的な法律や政策、慣行を排除するよう求めます。
エイズ対策を成功させるためには、人々を罰するのではなく、守らねばならないからです。


法的な枠組みにより、もっとも感染リスクの大きい集団に対する差別が
制度化されている国も多くあります。しかし、売春婦や薬物使用者、同性愛者の男性に
対する差別は、エイズの蔓延を助長し、費用効果的な対策を妨げてしまいます。
私たちはイデオロギーではなく、証拠に基づくエイズ対策を確保し、
もっとも大きな被害に苦しむ人々に手を差し伸べなければなりません。


HIV感染者は、私たちが予防、健康、人間の尊厳に対するアプローチを改善してゆく上で、
まさに模範的な役割を果たすことができます。私たちは、こうした人々の貢献を認識し、
エイズ対策全側面へのその積極的参加を促進してゆかねばならないのです。


今年の「世界エイズ・デー」を機に、すべてのHIV感染者、感染のリスクを抱えた人々、
そしてエイズ蔓延の被害を受けている子どもと家族の人権を擁護してゆこうではありませんか。
特に、経済危機に見舞われている今こそ、エイズ対策によってミレニアム開発目標(MDGs)実現に
向けた前進を果たしましょう。そして何よりも、すぐに行動に取りかかろうではありませんか。


***国際連合広報センターより***
2009.12.02 / Top↑
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